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回復施設でのプログラム

到着後すぐ午後からのプログラムがスタートする。今でもはっきりと脳裏にこびりついている事は、自分にとって忘れる事のできない「今日一日」である。夜の自助グループ・北千住Gの仲間である某施設の現施設長からワンデーメダルを戴いた日である。その日から飲まない今日一日が現在まで続いているのが奇跡である。プログラムがあって、仲間がいて、居場所があって、なんでも話せる人がいる。すべてにおいて恵まれている事に感謝しかないと思う。「このように感じる、思える、言える」のは、時間が経ってからでないと分からない事かも知れない。一日3回365日休む事なくミーテイング三昧、数か月は苦痛で仕方なかった。何度か退寮を考えた事もあった。いつまでこんな事をととか、隙あらばとか、自分の考えが出てくる時も多々あったが同僚仲間の思いやり、優しさ等で続けてみようと云う気持ちにさせてもらって今の自分がある。毎日のミーティングの中で「過去どうで・何が起こって・今どうか」、過去を思い出し話す事によって今までどれだけの事(迷惑)をしてきたか少しずつ見えてくる。回復して行く為にはこの様な作業が必要だと分かって来る。「止め続ける為には」一人では無理(絶対)。過去の経験から「生き方・考え方・行動」を変えて行こうと「無力さを認め・何かを信じ・委ねる」決心した。これから道のりが長いな~と思いながらグループに所属し一員となり先行く仲間の背中を見ながら回復の道を歩み続けようとする自分、やっと三か月か~、、、

次回 グループメンバーとして

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