←Mさんの場合(8)へ

異常事態発生・身体に変化

居候生活が始まって数日後、仕事に就くが依存は続く。
一か月後くらいだったと思う。夕方から胸に痛みが出て来る。汗がだんだん酷くタオル・敷布団は「ビッショリ」。痛みが酷く熱が40度以上もあり立つ事も困難になり、知人二人が車で所沢にある防衛大学病院へ搬送してくれるが断られ、豊岡町にある海上自衛隊航空基地の近くの病院へ搬送、緊急入院となる。
検査結果は胆のうに石が発見され2日後「胆のう全摘術」となる。その後病室へ戻り朦朧としている自分、少し落ち着くとタバコを吸いに外出してはビールを飲んで病室へ戻る日々が多々あった。規則違反だとは解っているが、止めることが出来ない自分が嫌になる。
入院時にワーカーさんが生活保護の申請をしてくれたらしく保護課の担当さんが訪問してくれた。保護は決定され一月半後に退院となる。退院後仕事に就き保護を打ち切る。
懸命に働き「住居」を構えホッとするが職場で上手くいかず退職、次の仕事探しの毎日。まず一杯飲んでから探そうと思うが行動には移せない。時間が過ぎるばかり(焦りばかりが先行する)お酒に問題が有るとはすっかり脳裏にはない。一般的には飲む前に行動すると思うが、自分は飲んで考え行動しようとしていた。「出来るはずがない」だけで終わる。「明日やろう」と断念し又お酒を煽る自分、再度知人に仕事を頼むが中々見つからず「焦り・諦め」が出る。頼んで半月あまり、夕方2時間くらい掛けて知人宅へ行くが良い返事はなくがっかりして帰る。小雨の降る中足が前に進まず歩道に座り込むが立とうとするが立てない。フェンスに掴まり立つのが限界だったがその場で倒れ意識不明状態(後で聞く)らしく、通行人が発見し通報してくれたらしい。救急車のサイレンの音が鳴っているのが耳に薄々聞こえてきた。

次回 緊急搬送~再度病院行き

Mさんの場合(10)へ→