初酒への挑戦

初飲酒したのが26歳の後半、家族で夕食先での出来事でした。
幼少から家族のお酒で嫌な「思い出」ばかりの自分だった。お店に入り、周りは仕事帰りの職人さん・・・楽しそうに会話しながら一日の仕事の疲れを癒していた。妻から一言「お父さん」。小さいビールを頼むと「お疲れさん」の言葉だった。初めてのお酒。幼少時代からの囚われが頭をよぎるが「一口」飲んでみるかの即答。これがお酒に対して依存の始まりでした。
初酒の印象は美味しいとは思えず。ただ苦さだけしか感じ取れなかった。仕事から帰ると、毎日ではないが夕飯の食卓に「アサヒのスタイニー」と云う小瓶ビールが用意されていた。娘も生まれ家庭内では毎日が笑いのある、何処にでもある家族でした。
数年後、目標を立て共働きを始める。お互い束縛しない、理解し合う仲だったが・・・
それから次回

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